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【ATH-R70xa】1日12時間使っても頭痛がしないヘッドホンレビュー【1万人超のゲームch運営者の結論】

こんにちは、「はちまる」です。
YouTubeで登録者1万人のゲーム攻略チャンネルを運営しています。

突然ですが、イヤホンやヘッドホンを使っていて、頭や耳が痛くなった経験はありませんか?
僕は、十数種類のヘッドホンの試着を行い、「オーディオテクニカATH-R70xa」で、その悩みを解決することが出来ました。

もしあなたが、長時間使っても頭や耳が痛くならない、最高音質のヘッドホンを探しているなら、この記事はきっと、あなたの手助けになるはずです。

目次

なぜ僕が、ゲームや動画編集で使うためにATH-R70xaを選んだのか?

僕は、ゲームや動画編集でイヤホンを長時間使っていると、「耳の中が蒸れて痒くなる」という悩みを抱えていました。
(そのまま使用していると外耳炎のリスクがあるそうです。気を付けてください。)

対策として、僕は最初、「パナソニック RP-HZ47」という、耳掛けタイプの1,000円ほどのヘッドホンを試しました。

出典:Panasonic

このヘッドホンで耳の痒みは解決したのですが、別の新しい問題が生まれました。
どうしても「音質」が物足りません。
音が混ざって聞こえてしまって、聞き取りづらいのです。

そこで、高音質を求めた僕は、知人が持っていた「オーディオテクニカ ATH-AD900X」というヘッドホンを試させてもらいました。

出典:audio-technica

実際に使ってみて、このヘッドホンの音質に衝撃を受けました。
今までと同じゲームをプレイしているのに、今まで聞こえなかった音が聞こえて、細かな音の聞き分けができるのです。

最高!これ欲しい!

と、思ったのも束の間。
数十分も使用を続けていると、側圧(頭や耳を左右から挟み込む圧力)で頭痛がしてきたのです。
しばらく使っていれば、慣れて痛みが無くなることを期待しましたが、結局、この痛みは克服できませんでした。
僕は結局、この頭痛を理由にATH-AD900Xの購入を断念しました。

そこで僕は考えました。

音が良くて、一日中付けても頭や耳が痛くならない。
そんなヘッドホンはないだろうか?

数十種類のヘッドホンを試着した結果、僕のワガママな願いを完璧に叶えてくれたのが、オーディオテクニカの「ATH-R70xa」でした。
この記事では、そんな僕が、この「ATH-R70xa」について、

  • 100時間使って分かった、2つの長所と、2つの短所
  • アンプやオーディオI/Fは必要か?
  • 結論:ATH-R70xaをおすすめできる人、おすすめできない人

という3つの点について、詳しく解説していきます。

100時間使って分かった、ATH-R70xaメリット

ATH-R70xaのメリットは次の通りです。

この項目で解説するメリット
  1. 1日12時以上着用しても頭や耳が痛くならない
  2. 超高音質で、高い解像度。全ての音が正確に聞こえる。

エピソードを交えて解説します。

メリット① 1日12時以上着用しても頭や耳が痛くならない

僕が、ヘッドホンに最も求めた条件。
それは「長時間つけても頭や耳が痛くならないこと」でした。

そこで僕は、群馬から東京へ足を延ばし、多くのヘッドホンを試着して、最も付け心地の良いヘッドホンはどれかを探りました。
そこでATH-R70xaに出会ったのです。

ATH-R70xaは、プロが仕事で使う「モニターヘッドホン」というカテゴリの製品で、長時間の使用を前提に設計されています。

重さはたったの199グラム
この軽さのおかげで、側圧(頭を押さえる強さ)が非常に弱くても、頭に優しくフィットしてズレません。
その感覚はニット帽のようで、実際に1日12時間以上着用しても、頭や耳が痛くなることはありません。

耳障りの良いイヤーパッドも非常に快適です。
ただ、繊維素材なので、猫の毛がくっ付き、これが非常に目立ち、気になることがあります。
セロハンテープでカンタンに取ることが出来るので、動物を飼っている方は試してみてください。

また、交換用イヤーパッドも販売されているため、清潔に永く使い続けることが出来るのも嬉しいですね。
ATH-R70xa付属品:https://www.audio-technica.co.jp/support/parts/search/result/ATH-R70xa

長時間、快適に、最高の音質でゲームや作業に集中したい。
そんな、かつての僕と同じ望みを持つあなたにとって、ATH-R70xaは最高の選択肢になるでしょう。

メリット② 超高音質で、高い解像度。全ての音が正確に聞こえる。

ATH-R70xaの二つ目の素晴らしい点は、全ての音が、あるべき場所で、正確に聞こえる、「再現度の高さ」です。
ATH-R70xaは、モニターヘッドホンとして、音に色や味を付けない、ありのままの音が鳴るのが特徴です。

1,000円の激安ヘッドホンを使った僕は「もっともっと良い音で聞きたい。」と思うようになりました。
その願いに、ATH-R70xaは完璧に応えてくれます。

そもそも、ATH-R70xaのキャッチコピーが、
「音にかかわり、音にこだわる、すべての人に。正確性とディテール、快適性を極めたフラッグシップモデル」
であることからも、そのコンセプトが伺えます。

僕が、この「再現度の高さ」を、最も実感したエピソードがあります。
ATH-R70xaを使い始めて間もないころ、ヘッドホンから聞こえた音が、ゲームの音なのか、現実世界で鳴った音なのか、わからなかったことがあるのです。
思わずヘッドホンを外してみて、「ああ、これはゲーム内の音だったのか」と気づいた時のあの驚き。
そんな体験ができるくらい、このヘッドホンからは現実に近い音が聞こえてきます。

再現性の高い音。
これはプロ用モニターヘッドホンであるATH-R70xaの真骨頂です。

100時間使って分かった、ATH-R70xaのデメリット(一部解決策あり)

どんな製品にも、長所と短所があります。
100時間以上使用して感じた、ATH-R70xaの注意点をお話しします。

この項目で解説するデメリット
  1. 遮音性が低く、使う環境を極端に選ぶ
  2. 髪の毛が抜ける(解決策あり

解決策やエピソードを交えながら、具体的に解説します。

デメリット① 遮音性が低く、使う環境を極端に選ぶ

ATH-R70xaは、音漏れが非常に多く、遮音性もほとんどありません。

これは、オープンエアー型(開放型)ヘッドホンの共通の特徴です。
開放感のある音や、快適な通気性とのトレードオフになるのです。
屋外や、通勤中の電車、バスの中など、賑やかな場所で使用する場合は全くおすすめできません。
他の乗客の迷惑になるでしょうし、走行音や環境音が聞こえてきてしまい、音楽や動画の視聴は楽しめないでしょう。
自室など、静かな場所での使用をおすすめします。

ですが、その遮音性の低さのおかげで、猫がご飯を催促して鳴けばすぐに気付きます。
そういう意味では、これもある意味メリットかも知れません。

▲人間の背中でくつろぐ愛猫「ゆっけ」

デメリット② 髪の毛が抜ける(解決策あり

これは少し個人的な問題かもしれませんが、僕がこのヘッドホンを使っていて、唯一、物理的に困った点です。
それは、「ヘッドバンドのアジャスター部分に髪の毛が挟まって抜ける。」ということです。
(調べてみると他のヘッドホンでも、たまにある現象のようですね)

しかし、ご安心ください。
この問題は、試行錯誤の末、完璧な対策を見つけ出しました。
その対策は、「アジャスターに、ラップを巻く」ことです。

安い。カンタン。確実。と三拍子揃った完璧な対策だと思っています。
この状態でも、アジャスターは調節可能です。
布を巻いて輪ゴムでとめるのも良いかも知れません。
この方法に辿り着いてから100時間以上は使用していますが、全く問題ありません。
見た目はちょっとダサいですが、大丈夫。
どうせ装着したら見えません。お試しあれ。

その他、ATH-R70xa特徴

メリットともデメリットとも断言し難い、ATH-R70xa特徴も紹介します。

ケーブルについて

純正ケーブルは3mと非常に長く、デスクで使うには持て余すので、束ねて使用しています。

交換用ケーブルも販売されています。
しっかりしたケーブルなので、そうそう断線することは無さそうですが、長く使える配慮は嬉しいですね。
ATH-R70xa付属品:https://www.audio-technica.co.jp/support/parts/search/result/ATH-R70xa
日ごろから音に携わるプロの中には、断線トラブルに備えて、スペアケーブルを持ち歩く人もいるそうです。

ATH-R70xaにアンプやオーディオI/Fは必要か?|正直、僕はこう思う

ATH-R70xaのレビューでよく話題になるのが、ヘッドホンアンプオーディオI/F(オーディオインターフェース)の必要性についてです。

そもそも、
ヘッドホンアンプとか、オーディオI/Fってなに?

簡単に言うとね…

ヘッドホンアンプとは
ヘッドホンを、十分な音量や、高音質で鳴らすための機器だよ。
ゲーム機や、パソコン、スマホ、音楽プレイヤー等に繋いで使うよ。

オーディオI/F(オーディオインターフェース)とは
主に、パソコンの音の入出力を専門に行う機器だよ。
マイクを繋いで録音したり、PCの音を高音質で再生したりするのに使うよ。

なるほど〜!つまり、
・聞くだけならヘッドホンアンプ
・マイクも使うならオーディオI/F
って感じなんだね!

ATH-R70xaを、モニターやスマートフォンに直接繋ぐと、「あれ、音が小さいな?」と感じるかもしれません。
それは、R70xaが「ハイインピーダンス」というプロ向けの仕様で、パワフルなプロ用の高出力の音響機器に繋ぐことを前提に作られているからです。
僕自身、モニターの音量を最大にして「ちょうどいいかな?」とも「若干物足りないかな?」とも感じるくらいの音量でした。

多くのプロのレビューでは、「アンプやオーディオI/Fなしでは、ATH-R70xaのポテンシャルを生かせない」「使用すると音が劇的に改善する」と言われます。
「音の解像度が違う」や「低音がより一層際立つ」等といった言葉で効果が語られることが多いです。

——しかし、ここで、正直に、告白します。

オーディオ素人である僕の耳では、その「劇的な変化」をはっきりと実感することはできませんでした。

ですから、僕からの最終的なアドバイスは次の通りです。

まず、アンプなしでATH-R70xaを試してみてください。
そこで、『自分の環境では音量が足りない』や、『プロが言う”本当の音”とやらを聞いてみたい』と感じた時に、初めてアンプやオーディオI/Fの購入を検討すれば十分です。
その時のために予算を確保しておくのがおすすめです。

なるほどー!
じゃあ、私は音楽やゲームで使うだけだから、もし買うとしても、ヘッドホンアンプだけで十分なんだね。

そうだね!
僕は、動画制作で自分の声を録るから、オーディオI/Fも使っているよ。

僕が使っている機材も紹介します。


ヘッドホンアンプ
Topping L30 II

オーディオI/F
MOTU M2

近々、ヘッドホンアンプやオーディオI/Fの記事も追記します。

まとめ

ATH-R70xaをおすすめできる人

あなたがヘッドホンに求める条件が以下の通りなら、自信をもってATH-R70xaをおすすめします。

  • 長時間使用しても頭や耳が痛くならず、快適であること
  • 音の再現度が高く、高音質であること

ATH-R70xaはこれらの条件を期待以上に満たしてくれるでしょう。

ATH-R70xaをおすすめできない人

反対に、次のような環境で使用する人にはATH-R70xaは絶対におすすめできません。

  • 音漏れが許されない場所
  • 周りが騒がしい場所

このような場所で使用するなら、ATH-R70xaを選択しないことを強くおすすめします。

音質は二の次で良いから、とにかく安く、頭と耳の痛みから解放されたいなら、「パナソニック RP-HZ47」という、1,000円のヘッドホンも、あなたの立派な救世主になるでしょう。

おわりに

最後まで読んでくださってありがとうございます。
この記事があなたの最高のヘッドホンを見つける手助けになれば幸いです。

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